学会発表等で渡航する皆さんへのお知らせ

学会発表等で渡航する皆さんへのお知らせ

2023年5月12日時点 

 2022年10月19日全ての国の感染症危険レベルは一律レベル1に引き下げられ、学生の渡航が可能になっています。ただし、新型コロナウイルスに感染する可能性は0ではありませんので、本学の海外安全危機管理に関するページ等を改めて確認し、必要な措置を講じてください。 
また、だいぶ緩和されたとはいえ様々な制限はいまだにあります。下記に注意すべき点をまとめましたので、実りある渡航となるよう各自しっかりと準備のうえ、渡航してください。

本学の海外安全危機管理に関するページ
筑波大学スチューデントサポートセンター国際交流支援室
筑波大学ウェブサイト/海外留学 滞在/海外安全危機管理

1.準備段階

現地事情の確認

日本からの渡航者に対する入国制限や入国に際しての条件・行動制限を確認しましょう

外務省が各国の日本からの渡航者に対する入国制限や行動制限措置をウェブで公開していますので、措置及び入国時に必要な書類等を必ず確認してください。

■外務省ウェブサイト
新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国に際しての条件・行動制限措置

現地の生活ルールを確認しましょう

現地の感染状況はもちろん、屋内屋外、飲食時等のマスクの着用など、現地の生活ルールの確認をしましょう。また学会等の主催者が独自のルールを設けている可能性がありますので、そちらもよく確認してください。

出発1日前に検査が必要か、必要な場合検査できる機関を確認しておきましょう

だいぶ少なくなりましたが、日本を出発する前に検査し、その陰性証明書を入国時に求める国があります。

厚生労働省 自費検査を提供する検査機関一覧

新型コロナウイルスワクチン接種証明書を準備しましょう

入国時に接種証明書の提示を求められる国がまだあります。接種証明書は、下記のアプリまたは、地方公共団体等で取得可能です。

■デジタル庁:新型コロナワクチン接種証明書アプリ
 マイナンバーカード・パスポートの紐づけが必要です。

■政府又は地方公共団体発行の接種証明書
 お住いの地方公共団体のウェブサイトをご確認ください
 例)つくば市、対象 つくば市に住民票があり、つくば市の接種券を使ってワクチン接種した者
 ※発行まで1週間ほど必要とつくば市ウェブサイトに記載あり

航空券の手配・移動手段

航空機を確認しましょう

航空便については、新型コロナウイルス感染症の影響による運休・減便に加え、ロシア・ウクライナ状況の影響で、欧州線等の航空便に一部欠航、飛行ルートの変更が行われていますので注意してください。

便変更可能な航空券を予約しましょう

現地で体調を崩した場合、帰国日程を変更せざるを得なくなります。多少高額にはなりますが、便の変更が可能な航空券を購入することをお勧めします。

空港までの交通機関を確認しましょう

関東鉄道 高速バス土浦・つくば~成田空港線
関東鉄道 高速バス土浦・つくば~羽田空港線

帰国後のスケジュールを確認しましょう

万一の際には、予定通りの日程で帰国できなくなる可能性があります。帰国後すぐの予定についても、万一の際には変更できる、オンライン対応に切り替えできるようにする等、余裕をもってスケジュールを組むことをお勧めします。

その他

海外旅行保険に必ず加入しましょう

海外で診察を受ける場合、高額な診療費が必要になる場合があります。また、入国に際し、海外旅行保険の加入が必要な国もあります。必ず海外旅行保険には加入してください。万一の感染に備え、渡航国のサポートデスクが充実している、キャッシュレス治療サービスの提携病院が滞在先の近くにあるといった海外旅行保険に加入することをお勧めします。補償内容を自身でよく確認してください。

学研災(付帯海外留学保険) の適用条件
渡航する全ての期間、学研災に加入しており(留年に該当する期間は学研災未加入期間に該当)、筑波大学が承認した派遣留学プログラムに参加する場合に加入可能です。もし学研災加入の有無が分からない場合は、支援室で確認してください。なお、申込みはエキスパート株式会社(保険代理店・つくば市天久保)の窓口で直接行っていただきます。

学研災(付帯海外留学保険)2022年度 概要
学研災の申込に際して

留学生危機管理サービス(OSSMA)に加入しましょう

渡航先でも24時間365日、日本語対応の電話サービス「OSSMAヘルプライン」を提供します。本学主催のプログラムに参加する場合にはOSSMAの加入が必要です。万一の感染時に、現地の検査、医療機関を探すなどの対応の助けになりますので、必ず加入してください。

海外安全危機管理サービス(OSSMA)

既往症、アレルギー、服薬等のメモを準備しましょう

既往症、普段飲んでいる薬、食べ物のアレルギー、薬のアレルギー等がある場合は、その情報は英語のメモ等で準備しておきましょう。現地の病院で診察を受けることになった場合、コミュニケーションが容易になります。

渡航費の支援の範囲を確認しましょう

現地で体調不良や陽性の診断になった場合、滞在期間を延長せざるを得なくなり、治療費はもちろん日程変更に伴う宿泊場所の確保や航空券の取り直しに費用が発生する場合があります。大学等から渡航費が支給される場合、渡航先を出国する際の出国前検査費用、及び急な体調不良や陽性の診断がでて帰国日程が変更になった際の費用がカバーされるかを確認しておきましょう。カバーされない場合は自己負担(自身の海外旅行保険の補償含む)となります。

2.渡航

出発時

当日の体調を確認しましょう

出発前の検査を求められていない国に行く場合でも、出発前に体調を確認してください。体調が悪いときは渡航を取りやめる勇気も必要です。無理をするとたくさんの人に迷惑をかけることになります。

現金(現地通貨)はいつもより多めに準備しましょう

現地で病院を受診する場合、その場で支払いを求められることがあります。いずれ海外旅行保険でカバーされるとしても、一時立て替えざるを得ないこともありますので、多めに用意しましょう。ベトナムで、受診の際に2万円程度の支払いをまず求められたというケースがあります。

現地

体調不良になった場合

出発時同様、体調が悪いときは参加を取りやめる勇気も必要です。無理をするとたくさんの人に迷惑をかけることになります。
海外旅行保険のサポートデスク、OSSMA(その他主催者、現地日本大使館)で、検査及び受診可能な病院を確認し、受診しましょう。受診時に一時金の支払を要求される場合もあります。

陽性になってしまったら

待機場所や待機期間の案内は検査機関からもなされると思われますが、海外旅行保険のサポートデスクやOSSMAを活用して、病院や延泊先について情報収集してください。無理のない範囲で、診療費、保険請求時に必要な書類の確認を行ってください。大学の関係者、保護者及び主催者等の関係者にもできる限り連絡をしてください。

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