筑波大学スチューデントサポートセンター

Campus in Campus パートナー校への交換留学

概要

Campus-in-Campus(CiC)構想とは,CiC協定を締結した海外のパートナー大学との間でキャンパス機能を共有し,国境や機関の壁を越えたトランスボーダーな教育研究交流を実現するための取組みです。CiC協定校のうち、学生交流(交換留学)が可能なパートナー校、CiCパートナー校を選ぶメリット、留学までの流れを紹介します。



交換留学可能なCiCパートナー校

・台湾

National Taiwan University(国立台湾大学)

国立台湾大学(NTU)は、台湾最大の国立大学であり、台湾で最も権威ある大学として知られています。国際活動が活発なことでも知られ、外国人留学生の受入数も多く、留学や国際イベントなどが数多く開催されています。

参考:NTU Fact Sheet FY2022/2023


・マレーシア

Universiti Teknologi Malaysia(マレーシア工科大学)

マレーシア工科大学(UTM)は、マレーシアのジョホール州に本部がある理工系の国立大学です。前身となる技術学校は1904年に設立され、1972年に国立工科大学となりました。マレーシアで最も古い理工系大学であり、国内の工学系人材の約7割を輩出していると言われています。


・ブラジル

Universidade de São Paulo(サンパウロ大学)

サンパウロ⼤学(USP)は、1827 年設⽴の法律学校を⺟体として、1934 年に設⽴されました。現在は法学から医学まで展開される総合⼤学となっています。授業料は基本的に無料であり、世界⼤学ランキングでもベスト 100 位に⼊っていることから、ブラジルでも屈指の⼊学難易度であり、かつ卒業も⼤変厳しいとされる大学です。

筑波トランスパシフィックプログラムでの留学も可能です。

参考:USP Fact Sheet FY2022/2023


・フランス

Université Grenoble Alpes(グルノーブル・アルプ大学)

グルノーブル・アルプ大学(UGA)はフランス南東部の山岳都市、グルノーブルに位置する総合大学です。1339年に設立され、24の学部・学科と80の研究室を擁しています。2016年には、ジョセフ・フーリエ大学(グルノーブル第一大学)、ピエールメンデスフランス大学(グルノーブル第二大学)とスタンダール大学(グルノーブル第三大学)の3大学が統合されて、現在の形となりました。 さらに、2021年7月には、グルノーブル・アルプ大学連合からグルノーブル・アルプ大学に名称が変更されました。

参考:UGA Fact Sheet FY2022/2023

Bordeaux University(ボルドー大学)

ボルドー大学(UBx)は、ボルドーに本部を置くフランスの公立大学です。元となる大学は1441年に設立され、現在は、学生6万人、教員4千人というフランス4番目の規模を誇る大学となっています。19世紀末から質の高い文学研究が盛んに行われており、その精神は現在にまで引き継がれています。

参考:UBx Fact Sheet FY2022/2023
Exchange Programs

※フランスCiCパートナー校への春学期渡航の交換留学は、1セメスターのみになります。1年間での留学は秋学期渡航分ののみとなります。


・ドイツ

Ruhr Universität Bochum(ボーフム大学)

ボーフム大学(RUB)は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州ボーフムにある州立大学です。1962年に発足し、ルール工業地帯に住む労働者階級の人々が高等教育にアクセスできるようにという政治的要請に応えるために作られました。ドイツにできた最初のキャンパス型大学と言われ、 ノルトライン・ ヴェストファーレン州で3番目に大きい大学となります。

参考:RUB Fact Sheet FY2022/2023


・カザフスタン

Al-Farabi Kazakh National University(アルファラビ・カザフ国立大学)

アルファラビ・カザフ国立大学は、1934年に設置されたカザフスタンの国立大学です。現在、カザフスタンでの最高位とされる大学で、カザフスタン共和国の独立宣言に際し、偉大な科学者であり思想家であるアブナスル・アルファラビの名が、1991年にカザフ国立大学に割り当てられ、現在の名称となりました。

参考:Kazakh Fact Sheet FY2021/2022




CiC協定校に留学するメリット

(1)分野や交流人数に制限がないので、海外留学に(比較的)挑戦しやすい!
 特別な協定により、学生交流(派遣・受入)の分野・人数に制限がなく、より多くの優秀な学生に留学を経験いただけます。
※指定された語学要件等はクリアする必要があります。交換留学を受け入れるかどうかは協定校により判断されます。

(2)科目ジュークボックスを活用することで、あらかじめ授業科目が検索できる!

 授業科目を共有する仕組みである「科目ジュークボックス」を活用することで、留学前に自身の専門や関心に応じた授業科目を検索しておくことが可能です。
(注1)実際の科目登録は現地(もしくは渡航前にオンライン)で行います。留学先大学の変更等により受講できない授業がある場合があります。
(注2)履修科目全てを科目ジュークボックスから選択しなくてはいけないということではありません。
(注3)履修した科目が本学での単位として承認されるかは、帰国後、学生本人からの申請に基づき各教育組織にて判断されます。科目ジュークボックスに記載のある科目が自動的に本学の単位として承認されるわけではありません。単位数の換算については、科目ジュークボックスのCredit Transferのページの情報をぜひご活用ください。


(3)充実した経済支援(留学奨学金)
 ・
Campus in Campus(CiC)留学マイスター認定制度(JASSO奨学金支給制度)※【SSC公募型】と同時公募
 ・はばたけ!筑大生(キャンパスインキャンパス(CiC)等支援プログラム」
(注1)どちらの奨学金も、CiC留学内定者であることが支給要件となります。CiCパートナー校への交換留学については【SSC公募型】の選考でのみ、内定者を決定します。応募時期が前後する可能性がありますが、留学への応募及び諸学金への応募、双方への申請漏れがないよう注意してください。
(注2)CiC留学マイスター候補者より優秀な学生にはJASSO奨学金を支給します。ただし、海外派遣のためのJASSO奨学金は「日本国籍を有する者又は日本への永住が許可されている者」に資格が限定されています。

(4)現地オフィスによりサポートが受けられる!
 一部を除き、CiC協定校には、本学の教職員が常駐しています。困ったことがあればすぐに相談可能です。



留学までの流れ

・公募方法

 CiC協定校へ留学するには、筑波大学内の公募に応募いただく必要があります。
 年2回(4月/11月)のスチューデントサポートセンター国際交流支援室から開示される公募「【SSC公募型】CiCパートナー校及び全学対象協定校への海外留学の公募」に応募してください。

 ※研究を主体とする大学院生のCiCパートナー校への交換留学については、SSC公募型への応募は必要ありませんが、留学開始希望時期の1年前を目安に、必ずスチューデントサポートセンターに相談してください。留学先の研究室(指導教員)へのコンタクトはご自身で行っていただきます。研究室(指導教員)から受入許可があったとしても、別途、大学からのノミネーションは必須です。原則として、各パートナー校へのノミネーションは、先方より指定された時期(各校のFact Sheetやウェブサイトを参照)にしかできませんので、計画的に準備を進めるようにしてください。

・留学手続き

 留学手続きは一般的な協定校留学と変わりません。こちらを確認してください。

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