海外派遣コースへの参加者を募集します。
派遣日程:2023年8月26日-9月1日頃の一週間程度、(調整中。およそこの時期に実施)
コース名:Workshop on Infection Diagnosis 感染症診断ワークショップ
場所:ホーチミン市の協定機関
対象者:筑波大学全学類生
募集人数:8名
薬剤耐性菌対策(AMR対策)という世界的な喫緊の課題に取り組む。我が国と異なり、ベトナムや周辺諸国では抗生物質は処方箋を必要せず入手可能であり、家畜等への抗生物質の使用、廊下にまで患者があふれる都市部病院での院内感染など、薬剤耐性菌の伝播・蔓延の問題が我が国よりも起こりやすく深刻な状況にある。さらには東南アジアから耐性菌(耐性遺伝子)が家畜、食肉、ヒトなどを介して世界各国に拡散することも問題である。このような状況に鑑み、本学はベトナム・バイオテクノロジーセンター等と共同して「感染症ワークショップ」を実施し、現地社会人や大学生らを対象に薬剤耐性菌問題に関する啓蒙・診断トレーニングを行っている。感染症ワークショップを全学自由科目(特設)として実施し、筑波大学の全学生を公募対象とする。医療、生命科学、国際政策、社会学など多様なバックグラウンドの学生の応募を歓迎する。AMR対策の解決に各学生がどのように主体的に貢献しうるかを考える機会としたい。
具体的な内容は、前回の報告書をご覧下さい。回によって内容は多少異なりますが、今回も薬剤耐性細菌に焦点をあてた内容を中心に予定します。
応募いただいた中から、派遣候補者を選抜します。
費用・サポート:(見込みです。円相場や燃料等で大きく変わる可能性があります。)
・コース参加費3万円程度(コース教材費、宿泊費込み)。
・現地までの旅費10万円程度。
※今回選抜された学生さん(筑波大学生)を、「はばたけ!筑大生」奨学金「語学研修・海外研修参加支援プログラム(10万円)」に採択する予定です。
数万円の変動があり得ますが、おおまかに3〜5万円程度の自己負担はあり得ると思っておいてください。
【応募方法】
応募用紙に入力の上、以下にメールで提出してください。簡単な受領メールを返信します。受領メールが届かない場合は、再送お願いします。
締め切り:5月15日(月)正午
提出先、質問等:医学医療系教授、森川一也 morikawa.kazuya.ga#u.tsukuba.ac.jp (#を@に置き換えてください)
【掲載:国際交流支援室】