概要
クライメート・スマート・アグリカルチャー(CSA)アプローチは1)農業⽣産性の持続的の向上、2)気候変動に対する強靭性(resilience)と適応⼒(adaptation)の強化、3)温室効果ガス排出量の削減、という三本柱によって定義されています。
本研修では、台湾において今後の気候変動に⼤きな影響を受ける農作物(熱帯果樹)や畜産物の⽣産現場を訪問し、そこで考案・実践されているさまざまな対策について学ぶことを⽬的としています。本学と交流協定校を結ぶ国⽴中興⼤学(台中市所在)は、農林専⾨学校を前⾝とし、現在では台湾有数の農学部を有する総合⼤学です。この研修では、2週間にわたり台湾中部から南部の農業⽣産地や関連施設を⾒学し、中興⼤学の教員がわかりやすい英語での講義を通じて、CSAをはじめとする台湾の農業について理解を深めます。また、台南市では国際的な⾮営利研究組織である世界野菜センター(The World Vegetable Center,AVRDC)を訪問します。研修後半には、学習成果を英語で発表し、教員と議論を⾏います。さらに、中興⼤学の学⽣との交流を通して、台湾の⽂化・習慣・歴史についても学ぶ機会を得ることができます。
募集対象 学群⽣1〜3年次
募集⼈数 15名(最少催⾏⼈数は5名とする)
研修⽇程 2026 年2 ⽉23⽇(⽉) 〜 3 ⽉8⽇(⽇)(14 ⽇間)(別紙1)
応募⽅法 ガイダンスを2025年10⽉23⽇(⽊)18:15〜19:00 に2C310で開催決定!10⽉23⽇に参加したいが、都合がつかない場合、阿部まで事前にメールください。TWINSの履修申請は10⽉15⽇から開始となりますので、参加希望者は履修申請をし、下記のURLまたはQRコードからアクセスし、必ず2025年11⽉21⽇(⾦)まで①〜④の内容を⼊⼒してください。
https://forms.office.com/r/yEFKDwrVM0
参加申込の内容:
① ⽒名・学籍番号・学年・学類名
② 語学能⼒(試験名・スコア)
③ パスポートの国・ローマ字の⽒名・旅券番号・有効期限満了⽇
④ 参加志望動機(具体的に⽂章で書いてください)
募集⼈数が超えた場合、選考基準として、参加志望動機が明確で、英語能⼒試験のスコアが⾼い応募者を優先します。英検2級以上や留学経験(期間、国)や帰国⼦⼥などについて②に記述してください。
確定した参加者には2025年11⽉28⽇(⾦)までメールします。
確定メール後、パスポートの写し(顔写真があるページのみ)を阿部まで提出してもらいます。パスポートは、こちらで⼿配する航空券やホテルなどの予約に必要とします。
旅費⽀援 この研修に参加する学⽣には、筑波⼤学海外留学⽀援事業(はばたけ!筑⼤⽣)の⽀援対象の予定です。⼀⼈あたりの⽀援⾦額は6万円(返済は不要)です。受給に関する詳細は、参加者に別途通知します。
参加費⽤ 宿泊代 約65,000円+航空券代 約75,000+⾷事代 約28,000円+交通費 約8000円=約176,000円
注意事項
◯ 直前準備説明会を2026 年2⽉3⽇(⽕)に開催する予定です。後⽇、教室または会議室の場所と開催時間を連絡します。これはこの研修の最初の授業です。
◯ ⽣物資源学類以外の学類⽣の参加は可能です。しかし、募集定員が超過した場合、⽣物資源学類⽣を優先します。
◯ 研修の全⽇程に参加することが応募条件となります。
◯ 研修の参加にかかる費⽤は⾃⼰負担となります。
◯ 「はばたけ!筑⼤⽣」の奨学⾦を申請しています。奨学⾦が採択されたら、参加者各⾃が⽀援⾦(上限6万円)を受け取ることができますが、manaba「【1〜4年次⽣】はばたけ!筑⼤⽣を利⽤して研修へ参加する学類⽣へ」を必ず熟読し、迅速に対応してください。
◯ 「はばたけ!筑⼤⽣」⽀援⾦の受給はなるべく研修開始前の予定です。
◯ 学⽣本⼈の都合によるキャンセルで発⽣した費⽤は学⽣本⼈の⾃⼰負担となります。不参加となった場合は「はばたけ!筑⼤⽣」⽀援⾦は返⾦してもらいます。
◯ 肖像(写真・動画)の使⽤および個⼈情報の取り扱いについて同意書の署名を2⽉3⽇の準備説明会に参加者から回収したいと考えています。
◯ 国際情勢の変化等により本研修が急遽中⽌となった場合、準備にかかった費⽤は学⽣本⼈の⾃⼰負担となります。
◯ 航空券および宿泊先については、研修遂⾏にかかる安全管理の都合上、まとめて⼿配(⽀払いは各⾃)します。必ず、⼤学の指⽰に従って期⽇までに⽀払いを済ましてください。
◯ 研修参加に必要な連絡体制が確保できていないと判断される学⽣については、参加を取り消すことがあります。
◯ パスポート未取得の学⽣については、この研修の参加が確定すれば、確実に取得できるよう各⾃で責任を持って⼿続きを進め、取得後、速やかに写しを提出するようにしてください。
◯ 研修の終了後、2026 年3 ⽉18 ⽇(⽔)までレポート(別紙2)を提出してください。
問合せ先
阿部淳⼀ピーター abe.junichi.p.gn(a)u.tsukuba.ac.jp
王 寧 wang.ning.fu(a)u.tsukuba.ac.jp
(a)→@に置換してから使⽤